gnuplotをMacで使う(1)

コマンド入力で2次元・3次元のグラフが描けるというgnuplotをmavericksにインストールしてみた。

手順としては大きく分けて以下の通り。

Xcodeのインストール

XcodeはAppleの統合開発環境。後述のMacPortsによるビルドの実行に必要。またiOSアプリはこれを使って開発や動作シミュレーションを行う。
XcodeのダウンロードはApp Storeから。結構重たい。

続いてCommand Line Developer Tools (OS X Mavericks) for Xcodeをインストール。Mavericksからこれまでの方法と異なるようだ(参考)。
メニューバーから
Xcode > Open Developer Tool > More Developer Tools...
をクリック。
Downloads for Apple Developersが開くので、ダウンロードしたらpkgファイルを実行。

MacPortsのインストール

MacPortsはOS Xのパッケージ管理システム(MacPortsの詳細はこちら)。Unixで使われるオープンソースソフトウェアを利用したい時、ターミナルから

$ sudo port install <パッケージ名>

を実行するだけで、必要なパッケージをまとめてインストールしてくれる優れ物。

gnuplotのインストール

MacPortsのインストールが無事に成功していれば、ターミナルからインストールが出来るはず。

$ sudo port -v selfupdate
$ sudo port install gnuplot

によりMacPorts自身とパッケージリストの更新を確認(-vオプションは詳細表示)後、gnuplot(とその依存パッケージ)をインストールするる。
MacPortsの基本コマンドはこちらや、バージョンが古いがこちらが参考になりそう。

以上でインストールは完了。