OS Xのアップグレードに伴うMacPortsの不具合
OS X 10.9(Mavericks)→10.10(Yosemite)のアップグレードでportコマンドが使えなくなってました。
アンインストールするためのコマンドも使えなくなってたので、予め取っておいたバックアップでOSを一旦ダウングレードし、MavericksにてMacPortを一旦撤去する。撤去前に予めインストール済みのソフトウェアの一覧は保存しておく。下記の記事にMacPortsの基本コマンドがよくまとまっており、そちらを参照されたし。
blog.asial.co.jp
で、MacPortsのアップグレード後に再度同じパッケージをインストールし直してみる。
……が、MacPortsのインストールまではなんとかなるものの、今までインストールしていたパッケージの依存パッケージ(cmakeとか)のインストールがどうしても上手くいかない。
$ sudo port selfupdate
とかを実行してもダメ。
で、いろいろ調べてみると、どうもXcode 6.1をインストールしていないといけなかったらしい(自分の環境ではMavericksの時点で6.0.1が入ってた)。App storeでは最新版を入手できず、開発者向けのページ(?)で検索してヒットしたdmgファイルからインストールし、再度portコマンドでパッケージのインストールを試みると、無事にインストールが完了した。
追記:
Migrationを読めば、最新のOSに対応したXcodeとCommand Line Toolsを入れた後に最新版のMacPortsのインストーラ実行すれば、わざわざOSをダウングレードしてMacPortsを撤去しなくてもよかったっぽい(Yosemite→El Capitanで確認)。やっぱりちゃんとこういうのは読まないとダメですね。