iOSの位置情報サービスについて
画像にGPSや撮影機種などの情報(exif)が埋め込まれていると知って戦慄したので、iPhoneで撮った写真や設定などを確認してみた。
位置情報を使用している時は、矢印のようなアイコンがステータスバーに出る。
この位置情報の設定は設定 > プライバシー > 位置情報サービスでできる。
位置情報については、この設定画面の説明を読むと、
"位置情報サービス"では、GPS、公衆Wi-Fiアクセスポイント、携帯電話通信網の基地局の位置情報を利用しておおよその現在地を算出します。
とある。
とりあえずオンにして続きを見ると、アプリごとの位置情報の使用・不使用を選択できる模様。
私はTwitterクライアントとカメラをオフにして、マップやiPhoneを探すなどはオンに設定している。
続いて、最下部のシステムサービスの項を見てみる。
なんだかいろいろ設定項目があるが、何が何をやる項目なのかの説明が探してもあんまりヒットしない上に、「とりあえず切っとけばバッテリーの保ちが良くなる」みたいないい加減な記事が多くてしょうがない。
ここでは一通り調べて分かったことをまとめることにする。
コンパスの調整
内蔵デジタルコンパスの調整に位置情報を利用する機能。地図アプリの精度に関連。
位置情報に基づくiAd
アプリ内広告などに位置情報を利用する。
オンにすると、その地域に関係する広告が出たりするみたい。
携帯電話通信網検索
国を跨いだときにそのエリアの通信事業者(キャリア)を検索する機能。
少なくとも国内にいる分には、この機能を切ることでLTEや3G回線が使えなくなるわけではない。
交通情報
マップなどで渋滞や通行止めなどの情報を利用できる。ただし2017年2月の時点では、日本国内では実装されていない(こちらで確認できる)。
そのため、切っても問題ない。
時間帯の設定
時差による時計のずれを自動的に修正する機能。海外に行かない人は関係ない。
診断/使用状況
エラーレポートや使用状況をAppleに送信する際に、位置情報を付加する。
この他、「利用頻度の高い位置情報」という項目がある。
オンにすると自宅や勤務先などの、よく行く場所が登録されるが、Appleにこうした位置情報を送信することで、マップの改善などのサービスの向上に繋げるというものらしい。自宅って…。
以上。こういうことはホントは公式サイトで分かりやすく書いてほしいんだけどね。
参考URL:
http://unsolublesugar.com/20130105/114553/
http://iphone24989.com/blog-entry-81.html
http://kaworu.jpn.org/kaworu/2011-11-02-1.php
http://iphoneteq.bex.jp/tips/ios5ios6世代のバッテリー対策まとめ!/
http://blog.livedoor.jp/gameyarisugi/archives/51411750.html
http://tkamada.blogspot.jp/2013/09/ios-7.html?m=1