Re:Readme

PCトラブルや環境構築、家電量販店とかで買ったもののメモ。ご利用は自己責任で。

無線ルータの設定

一応我が家には光(Bフレッツ)が来てるんだぞ? 光って言えば地球7周/秒なんだぞ? だというのに夜間は特にひどくて、遅いどころか繋がらない時があるという始末。
プロバイダの問題かもしれないけど、ちょっとでも高速化しようと、付属のCDとかでテキトーに決めてた無線の環境設定を見直してみた。

[インターネット]――[光終端装置(ONU)]――[無線ルータ]――[PC、他]

我が家はこんな環境(↑)。ONUPR-200NE、無線ルータはバッファロー社のAirStation NFINITY HighPower Giga(WZR-HP-G300NH)を使用。IEEE 802.11n準拠、ちょっと離れた場所でも40Mbps=5MB/sec程度まではいけるとか(参考)。実際はなかなか厳しいけれども。


で、インターネットの速度で快適に過ごすためには、

  • 1Mbps=250kB/sec…メール・Webサイト閲覧
  • 10Mbps=2.5MB/sec…動画視聴
  • 30Mbps=7.5MB/sec…ネットゲーム

が目安だとか。ネトゲはやらないので10Mbpsもあればかなり良い。しかし1秒で2.5MBって凄いな、当方の環境は良くて4Mbps=500kB/secぐらいだったんだが…。ホントにこんな値出たら150MBのファイルが1分で落とせる訳ですよ。まだこの先ギガビットWi-Fiとかあるんだから、何というか、凄い時代だ。


さて、長年使ってきていろいろ設定が分からなくなってたのでPR-200NEを初期化(ひかり電話の方は特に設定しなくても使えるのか?)。こちらを参考にしながらインターネット(Bフレッツでは加えてフレッツ・スクウェア)の接続設定を行った。
初めは有線(無線ルータをブリッジモードにして繋いでもいいけど、こういう設定の時は、繋がらなかった場合の原因の切り分けが出来る有線の方がいい)で繋いで「http://ntt.setup/」をブラウザから開く。機器設定用パスワードを聞かれるので、適当に決めて入力したら、以降はブラウザにIPアドレス「192.168.1.1」(ONU自身のIPや、ONUのルーティングにより振り分ける下位の機器のIPの範囲は後で設定できる)を打ち込んでも、同様に接続できるようになる様子。

接続先のユーザ名とパスワード(全部のプロバイダがそうかは知らないけど、大体は契約時の書類のどこかに記載されてるんじゃなかろうか)を入力したら、管理画面のトップページが表示される。
その後、インターネットに繋がる事が確認できたらとりあえずは一安心(試しにGoogleにでもアクセスして、開けばOK)。最悪この先失敗してもインターネット接続は使えるし。


ここまでで接続先を設定したのはいいけど、ONUのルーティング機能なんてオマケみたいなもんで、あんまり性能はよろしくない。
手元にあるバッファローの無線機器は、ルーティング機能のオンオフが可能(オフの時はブリッジとして機能)。ONUもまたルーティングのオンオフが一応できる(物理的なスイッチによる切替えではない)。なので、バッファロー側でルーティングしてもらう設定にしてみる。

先ほどせっかくONUのトップページで接続先を設定したわけだが、基本設定 > 接続先設定のリストのチェックを全て外してしまう。これでインターネットに繋がらなくなる(フレッツ・スクウェア網については、接続を切ったはずなのに何故かフレッツサービス情報サイトとか言うのには繋がってしまったりしてよくわからない。ノートパソコンの無線接続をオフにしたら見えなくなるので、ブラウザのキャッシュとかのせいでもないし、よく分からん)。
次に、ONUに無線ルータを、ルーティング機能(この機種の場合は物理スイッチ)をオンにしてLANケーブルで接続。ブラウザにデフォルトのIPアドレス「192.168.11.1」を打てば設定ページにアクセスできる(デフォルトのIPは機種による?)。
ちなみに無線ルータをルーティング機能オンで繋ぐと、ONUはブリッジモードとして動作する様子。無線ルータ側もそうだが、ブリッジモードとして動作している時は、ブラウザから設定画面にアクセス出来ない。


無線ルータにアクセスしたら、初回は接続先の自動設定が走るかも。Internet/LAN > Internetでは、接続先のIPアドレスの取得方法を設定できる。これがデフォルトではインターネット@スタートとかいうのに設定されており、この機能によって接続方式の自動検出が出来るらしい。ただ、私の環境ではPPPoE方式しか使わないので、PPPoEクライアントを使用するにチェックし、細かい設定はInternet/LAN > PPPoEにて行う。

Internet/LAN > PPPoEのPPPoE接続先リストについて、下部のボタンをクリックして設定画面を開き、先ほどONUで設定した接続先の設定を行う(フレッツ・スクウェアの接続先設定についてはこちらも参照)。
要領は同じなので省略。PPPoEマルチセッションに対応している機種なら、インターネットとフレッツ・スクウェア網の同時アクセスが可能。

続いてInternet/LAN > LANを開き、ここでIPアドレスの設定を行う。
ここではLAN側のIPを、ONUの番号に倣い「192.168.1.2」に設定、下位の端末には「192.168.1.3」以降を割り当てる設定に。

最後に無線設定 > 基本(11n/g/b)を開き、セキュリティなどの設定を行う。一番大事なところだがめんどくさくてやってなかった…。
SSIDは接続先の名称として表示される。英数字とハイフン、アンダーバーを使って、識別しやすい名前にするとよい。
無線チャンネルはどれでも良いが、同じチャンネルに設定した機器が周辺の地域にたくさんあると干渉するようなので、遅かったら変えてみるのもよい(自動設定というのはこの辺を感知して切り替えてくれるほど賢いのか? そうでないならあんまり使って無さそうな帯域に固定するのもありかも)。

無線の認証はWPA2-PSK、暗号化はAESが最も強固らしい(参考)。無線をタダ乗りされるような状態では、送受信データの内容が漏れるばかりか、勝手に掲示板やSNSとかに書き込みされたりする危険などがあるので、無線接続を行う場合は注意したい。こういう事を考えると、公衆無線LANも迂闊に使えないよなぁ…。
事前共有キーは、予め設定されているパスワードから変えておくと良い。