Re:Readme

PCトラブルや環境構築、家電量販店とかで買ったもののメモ。ご利用は自己責任で。

MacBook Airをクラムシェルモードで使う(1)

最近はスマホタブレットが主流で、ラップトップPCを持っていない人も出てきているそうだが、ラップトップならではの可搬性と作業効率性を兼ね備えたガジェットとして、まだしばらく手放せそうにない。
さて、家で使うにあたりデスクの上にラップトップを置いて作業することももちろん出来る。が、使っていて思うのは、デスクトップと比べると姿勢が悪くなるな、という事。
ラップトップはその形状から画面が低く、作業中はどうしても俯きがちになるため、首とか腰が痛くなってくる。

さて、いい方法は無いだろうかと調べると、MacBookにはクラムシェルモードというものがあるのだそうで。これを使えば作業領域をそのまま外部ディスプレイに移せるので、擬似的にデスクトップコンピュータとして使用できる。


クラムシェルモードを利用する条件は2つ。
一つはもちろん入出力機器と接続できること。クラムシェルモードでは蓋を閉じて利用するので、内蔵トラックパッド・キーボード・ディスプレイは利用できなくなるからだ。
もう一つ重要なのは電源が確保されていることだ。電源を繋いで蓋を閉じ、ディスプレイと繋げば画面が出力されるハズだ。


ちなみにWindows 7においても似たようなことができる。
コントロールパネル > ディスプレイで「プロジェクターへの接続」をクリックし、「コンピュータのみ」を選択すれば良い。すると、外部ディスプレイに繋いで蓋を閉じた時にディスプレイに映像が出力されるのはもちろん、自動的にその外部ディスプレイに合った解像度で映像が出力される。


このような利用環境を構築するために用意したものがこちら。

  • マウス(Bluetooth)
  • キーボード(有線・Bluetooth両用)
  • ディスプレイ(VGA出力、これは元から家にあったやつ)
  • Mini DisplayPort - VGA変換ケーブル
  • ステレオスピーカ(これも元から家にあったやつ)

MacBook Airの場合、貴重なUSBポートを潰すのは惜しい(ハブを使ってもいいけれど、ごちゃごちゃするのは何だか汚い)ので、マウス・キーボード共にBluetoothのものを購入。
ところが、キーボードの方はBluetoothマウスと併用しているせいか、通信が途切れやすかった。さらに通信が途切れるとしばらくキーが押しっぱなしの状態になる。なので、無線のほうが取り回しが楽だが、キーボードに限って言えば有線のほうが良さそう。

マウスはApple純正のMagic Mouseではなく、Logicool製のBluetoothマウスM557を採用。純正のはジェスチャーができたりワイヤレス充電ができたりいろいろオサレだけれど、マウス本体が薄すぎて手が疲れる。こればかりは店頭で触ってみるのが良い。
Windowsは普通のマウスでいいとしてもOS Xジェスチャーが無いと辛いので、「BetterTouchTool」というアプリケーション(有料)でマウスのボタンに機能を割り振ることで補った(詳細は次の記事にて)。

ディスプレイは古いタイプでVGA入力しかないので、変換コネクタを購入(Apple製品は無駄に高い独自規格との変換コネクタ・ケーブルを買わされるのが辛い)。PLANEX製のを利用しているが今のところ不都合はない。なおThunderboltポートはMini DisplayPortに対して後方互換性があるので、Mini DisplayPortと書いてあるケーブルでも使用可能。

ステレオスピーカもかなり古いのがあったので一応ジャックに挿して使っているが、新しいディスプレイを買ってHDMIケーブルとその変換コネクタで繋げば、映像と音声を一本で送れて良さそう。いずれ購入したい。


注意すべき点は、排熱に気を配る必要がある事。MacBook Air(Proはよく分からん)の吸排気口はヒンジの部分にあり、閉じて使用すると空気の流れが悪くなるのだとか。

周辺機器購入後に行った設定についてはまた別途書くことにする。